よろしくお願いします
まこです
ご紹介いただいた通り、料理人ではありません。ただの美味しいもの好き、お酒大好きのどうしょうもない中年です。
自分が食べたいつまみや、食事を作ってもらうのが申し訳なくて自分で作り出したのがきっかけでどんどん料理の世界にはまりつつあります。
食に携わる仕事をしている関係で食材選びから入ってしまってつい散財してしまう傾向にあります。みんなにはあまりそのこだわりは通じていないようです。
私の家庭は九州がルーツの家族でした(男性は台所に立つべからず、みたいな感じでした)。祖母、祖父の家庭で育ちました。
祖母は博多、祖父は佐賀の出身で、そんな環境でしたので私が台所に入ることは全くできませんでした。居候の身でしたので、なんとかお手伝い程度に台所に立てるようになったのは中学に入ってからだと思います。
決して台所仕事が好きで立っていた訳ではありません。
なので私にとってのおふくろの味である祖母の作る料理の味は全く再現出来ない始末。また食べたいと思っても現在二度と食べることのできない味になってしまってます。
今は出汁から作ることは全くありませんが、祖母は当たり前のように鰹節を削り、煮干しをカゴのような容器に入れて毎回出汁をとって料理していました。当時は当たり前ですが今では簡単なものが沢山あって便利になり、私自身も大変お世話になっています。
食に携わる仕事の中でも原材料を仕入れる担当になったときもあり、全国の工場、市場などに商談に伺っていた時期もありました。そこでの人との出会いや、その企業の取り組みなどの話、安全への意識改革など非常に勉強になったことを記憶しています。
あるときは出汁のこだわりを半日担当の方から指導いただいたこともありました。仕入れ担当を外れた現在でも大変役に立っています。
今、世界的に日本食がブームですが、私たち中年が思い描く日本食と現在の日本食はずいぶん変わったようです。いわゆる洋食屋で食べるようなメニューが現在日本食に加わっているんですね、私も当然好きなメニューが多いです。
それでも私は日本古来の(そんなに昔のことは知りませんが)和食が好きです。特に日本の四季に合わせて一番美味しい時期に取れた食材「旬の味覚」が特に気に入っています。野菜、魚介、肉などは余計な味付けをしなくても十分美味しく、またお手頃なんですね、料理をするようになって改めて感じました。
もっと手軽に、美味しい和食が食べたくて、またお酒の進む肴、おつまみを少しづつ考えながら、少しづつ腕を磨いて家族に、友人に喜んでもらえる料理を作っていきます。
そんなに立派な文章や、役立つ発信ができる訳ではありませんが、基本自分の気の赴くままに綴っていけたらと考えています。